のどかな風景が広がるなか、
新鮮野菜の直売所で食材さがし。一家がまず訪れたのは、JR東秋留駅近くにある「秋川ファーマーズセンター」。地元農家が育てた新鮮野菜が並ぶ都内最大級の直売所で、バーベキューに必要な野菜を入手します。畑に囲まれた田舎道に、「 のどかでめちゃくちゃいい 」(パパ)、「 大分県のおばあちゃんちみたいだね 」(ママ・ふう・おとは)と、エハラ家の皆さんもどこか懐かしさを感じているようでした。
東京都心から電車で約1時間で行ける、日帰り観光の人気スポット・あきる野市。東京とは思えないほどのどかな自然に囲まれ、秋川渓谷ではバーベキューや川遊びなどのアウトドアが気軽に楽しめます。
そんなあきる野市を訪れたのは、お笑い芸人・エハラマサヒロさん一家の日常をおさめたYoutubeチャンネルが、幅広い世代に人気の「エハラ家」。パパ、ママ、みう(長女)、ふう(二女)、おとは(三女)、うた(長男)、とわ(二男)。総勢7人の大家族が市内の名店で地元の食材を買い集めながら、マス釣りとバーベキューが楽しめる「秋川国際マス釣場」を目指します。あきる野産の新鮮野菜がいっぱい!
一家がまず訪れたのは、JR東秋留駅近くにある「秋川ファーマーズセンター」。地元農家が育てた新鮮野菜が並ぶ都内最大級の直売所で、バーベキューに必要な野菜を入手します。畑に囲まれた田舎道に、「 のどかでめちゃくちゃいい 」(パパ)、「 大分県のおばあちゃんちみたいだね 」(ママ・ふう・おとは)と、エハラ家の皆さんもどこか懐かしさを感じているようでした。
中へ入ると、開店からすでにたくさんの人だかりが!朝採れトウモロコシの街道売りで親しまれ、「とうもろこし街道」と呼ばれていた五日市街道。センターには今も朝採れの新鮮野菜を求めて地元の人たちの行列ができるそう。惜しくもトウモロコシは季節を過ぎていましたが、「 ママ、玉ねぎ! 」(おとは)、「 見て、じゃがいも! 」(ふう)と、子どもたちは場内にところ狭しと並ぶ色とりどりの野菜に大はしゃぎ。これらの多くが、東京のあきる野市で採れるというから驚きです。
地元の人々の生活に欠かせない交流スポットでもあるファーマーズセンター。年間を通じてのトマト、春ののらぼう菜、初夏のトウモロコシ、夏のショウガといった旬の野菜はもちろんのこと、手作りのパンやおやきなども扱っています。
そんな中で長男のうたくんは「 黄色の花好き 」と、お花に興味津々。人気の特産品コーナーも眺めつつ、一家は目的の野菜売り場へ。「 でっか!これカボチャなの? 」(みう)、「 カタチがすごい! 」(ふう)。様々なカボチャからお気に入りをセレクト。ひと通り野菜を買い揃えたところで、さあ、次のスポットへ!東京都内で唯一の木桶仕込みの醤油蔵
続いては、バーベキューに欠かせない「タレ」の調達です。近藤醸造は、独特のコクと優雅な香りの醤油を作り続けている伝統ある醸造所。蔵のすぐ隣に直売店が併設されています。「 お醤油をここで作ってるんだ! 」(おとは)、「 醤油専門店に来ることなんてないからな! 」(パパ)。建物に近づくほどに広がってくる醤油のいい香りに子どもたちのテンションも高まり、「 醤油!醤油! 」と歌いながら入店していきました。
木材を使用したあたたかみのある店内に入ると、壁一面に様々な種類の醤油が並ぶさまに圧倒されます。伝統の技で仕上げた無添加の「キッコーゴ丸大豆醤油」が定番商品。贅沢な醤油として人気の「五郎兵衛醤油」は、お店の方いわく旨味成分を通常より多く含んでいるとのこと。一家が選んだのは、レトロな見た目も可愛い六角形の醤油さしタイプの五郎兵衛醤油。さっきの野菜に合うタレは…と、焼肉のタレ「旨いジャン」も合わせて購入。「 ぜったいおとちゃん好きなやつ 」(パパ)、「 バーベキューに最高じゃん 」(みう)と期待も高まります。
さらに店内を眺めていくと変わり種の商品も。「 えっ、醤油飴と醤油キャラメルもあるの? 」(みう)、「 見てみて醤油カレーだって 」(うた)。他にも醤油チョコレートや、オリジナルの醤油が作れる珍しい天然だし醤油の素、などなどバラエティ豊か。パパは悩みつつも、「 ここにしか売ってないかもよ 」という娘のひと言で、追加購入を決めました!
地元民から愛される創業70年の精肉店
続いてやってきたのは五日市街道を進んだ先にある松村精肉店。ここまでくれば渓谷はすぐそこ。松村精肉店は創業70年の精肉店で、あきる野市の牧場で育てたブランド和牛「秋川牛」の普及にも尽力。ブランド牛というと地方のイメージがありますが、東京都産だからこその鮮度にこだわったお肉をお届けできるそうです。「 秋川牛ってあるの? 」子どもたちもそんなやり取りをしながら興味津々でお店の入り口をくぐります。
お店に入ると目に飛び込んできたのは、ショーケースに並ぶ鮮やかなお肉の赤身。「 めっちゃきれい 」とつい覗き込んで見とれてしまうふうちゃん。それもそのはず、秋川牛は鮮度が特徴。鮮やかな赤身には旨味の基であるアミノ酸がぎっしり含まれているため、噛めば噛むほど旨味が出てくるのです。
「 家族は何人ですか? 」と店長。「 7人家族のバーベキューで、色んな種類を食べたいんです 」といった一家のオーダーに応えてくれます。結局購入したお肉はカルビ、ロースなどトータルで1kgほど。バーベキューに向けて期待が膨らみます。
お肉を包むのを待っている間、揚げ物コーナーへ。松村精肉店では、秋川牛の肉汁をぎゅっと閉じ込めたコロッケやメンチカツなどの揚げ物も扱っています。「 お肉屋さんのコロッケって絶対おいしいやつやん 」(パパ)と、コロッケやメンチカツ、さらにカニクリームコロッケをお買い上げ。昼食が待ちきれない娘たちはその場でぱくり。「 メンチの肉汁がすごい! 」(みう)、「 カニがトロトロすぎてやばい 」(ふう)と、道中のお腹もココロも満たされた様子でした。
自然の中で釣り&バーベキュー体験!
渓流を奥へと進んでいき、いよいよ今日の最終目的地である「秋川国際マス釣場」へ。ここは、初心者でも釣りやバーベキューが楽しめる自然豊かなマス釣り場。自分で釣ったマスを焼いて食べることができる、都内でも貴重なスポットです。
レクチャーしてくれるのはスタッフの河南さん。子どもたちは自分の身長よりも長い竿の先に餌をつけて、くるくる回してセッティング。餌はぶどう虫(蛾の幼虫)かイクラを選べるそう。初めての体験にドキドキしながらも…頑張って餌をつけたら、準備完了!開始から数分…水面にパシャン!という音が響き、最初に釣れたのはパパ。「 マスだ!主が釣れました! 」と大喜び。そうこうしているうちに娘たちも続々ヒット!「 おと釣れたよ! 」「 お姉ちゃんも釣れた! 」「 なんか魚がピクピクしてる 」。釣った魚を自分の手で持ち、スタッフに針を外してもらいます。子どもたちも最初はどうしていいかわからず困っていましたが、徐々に慣れていきました。
その後も「 父親の威厳を見せるぞ! 」と、パパと二女は釣り対決。その間同じ場所でマスが釣れるのを待ち続ける三女のおとはちゃんは、初志貫徹タイプだとか。家族でそれぞれ性格が出るのも釣りの面白いところです。マス釣りを存分に楽しんだら、お待ちかねのバーベキュータイム。火起こしはパパが担当。その間、子どもたちは、ママとせっせと野菜を下ごしらえ。「 ネギって根元どうするの? 」と、おとちゃん。「 そこも食べれるけどな、残していいんちゃう? 」とパパ。「 アスパラはこれぐらいの長さ? 」やり方を聞きながら、せっせと楽しそうに包丁で野菜を切っていきます。
「 じゃあ、焼く係と塩コショウ係決めようか 」(みう)、「 記念すべき1枚目! 」(パパ)、家族の和やかなやり取りのなか、美味しそうな音を立ててジュージューと焼きあがっていく秋川牛。「 おいしっ! 」「 すっごくぶ厚いよ 」「 しあわせ〜 」と、脂の甘みと噛むほどに広がる至福を味わいます。「 うたくんお肉いる? 」と、おとはちゃんはお姉ちゃんらしい一面も。
五郎兵衛醤油や旨いジャンとの組み合わせも満喫。「 うまみ成分強いわー!だし醤油みたい 」(パパ)、「 そんなに辛くなくて、野菜につけてもおいしいよ 」(ママ)。あきる野産のお肉と野菜は、やはりあきる野産のタレと相性抜群でした。一通りお肉を楽しんだら、最後は先ほど釣ったマスの出番。串に刺すのではなく、くっつかないように網で焼くのがお勧めの焼き方だとか。パパのレクチャーのもと、丁寧にマスのお腹に塩を盛り込むふうちゃん。「 目がイクラみたい 」と、子どもたちは、初めて調理する生のお魚に驚きを隠せません。「 ふわふわしててやわらかい 」(ふう)、「 塩がめっちゃ染み込んでる! 」(みう)と感動しながら、大きな魚に一生懸命かぶりつきます。「 うますぎる! 」とパパも大満足。
今日一日を振り返って「 自分で釣ったマスがいちばんおいしかった 」と答える子どもたち。エハラさんも「 自分で釣った魚を焼いて食べるのは、どこでもできることじゃない。子どもたちにはやったことないことをやらせたいんです。それに最初魚や虫を触れなかったのが、できるようになったりとか、そういう成長を感じられるのも父親としてとても嬉しい 」「 都心からも近いし、あきる野、めっちゃおすすめです! 」と、締めくくってくれました。
エハラ家チャンネル
芸人・エハラマサヒロさんと5人きょうだい、総勢7人の人気家族チャンネル。賑やかで楽しい日常を発信中!
エハラ家チャンネルで
あきる野バーベキューの動画公開中!取材日: 2022年8月29日