1日目
阿伎留神社
無事に旅を楽しむため、まずはそれを祈願しようということで、最初にやってきたのは、あきる野市の地名の由来とも言われている「阿伎留神社」。今回はほぼ徒歩での旅ですし、道中の無事をこの地域の古社にお参りしておくべきだと思った次第。おじさんは信心深いのですw
阿伎留神社 拝殿
駅から歩いて10分ほどの距離にある阿伎留神社。創建不詳ですが、延喜式神名帳に武蔵国多摩郡八座筆頭に記載される古社です。お賽銭を入れて旅の無事を祈願しました。
広徳寺
旅はまだまだ始まったばかり。阿伎留神社を後にして、続いて向かったのは創建1373年という歴史ある古刹・広徳寺です。なんとも侘び寂びを感じさせる門じゃないですか。
広徳寺 本殿
本殿も茅葺屋根。室町時代に創建されて約640年ほどですか。
もちろん建物自体の時代はもっと下るとは思いますが、それだけの歴史を誇る古刹が都内にあり、且つこんな風景が都内に残っているとか、かなり胸アツ。
もちろん建物自体の時代はもっと下るとは思いますが、それだけの歴史を誇る古刹が都内にあり、且つこんな風景が都内に残っているとか、かなり胸アツ。
光厳寺
あきる野・戸倉に来たなら、ぜひとも行っておきたいのが、1334年に足利尊氏によって建立されたと伝えられる「光厳寺(光厳禅寺)」です。ヤマザクラが有名で、春になると多くの観光客が訪れます。
樹齢400年を超えるヤマザクラは、大島の桜株、三宅島の大桜とともに東京都の三大巨樹に数えられています。
樹齢400年を超えるヤマザクラは、大島の桜株、三宅島の大桜とともに東京都の三大巨樹に数えられています。
光厳寺 紅葉
当たり前ですが、この時期ですからヤマザクラの花は見ること叶いません。しかし、こちらの光厳寺は桜だけではなく紅葉も楽しめるスポットなんです。境内には多くの木々が植わっており、すでにかなり紅く色づき始めていました。
龍珠院
今回旅した中で最西のスポットとなる「龍珠院」さんは、開創が1363年と、およそ650年ほどの歴史を誇る古刹で、春には桜をはじめとした花々が、秋には境内の木々を始めとした紅葉の景色が美しいスポットです。
石舟橋
光厳寺から山を下って下って、檜原街道へ出て歩くこと20分以上。秋川渓谷の代表的な景観とも言える「石舟橋」へとたどり着きました。長さ96m、朱に染まった歩行者専用の吊橋です。木々の色づきもいい感じ。
黒茶屋
あきる野市の五日市エリアで評判のお店「黒茶屋」さんにお伺いすることにしました。こちらが黒茶屋さんの店舗入口。黒茶屋さんの敷地にはこうした茅葺屋根の古民家がいくつもあるのですが、これらの古民家は約250年前に建てられた庄屋屋敷で、それを数十年前に移築したのだそう。
黒茶屋
屋外テラス「水の音」。ここからは上のような風景が望めます。「水の音」という名前の通り、眼下に北秋川が流れており、川のせせらぎが耳に響きます。周囲は山に囲まれ空気も澄んでいて、なんとも贅沢な空間ですねー。この風景を眺めながらのアイスカフェオレ。歩き通して乾いた喉に染み渡りましたよ。
瀬音の湯 足湯
なんだかんだで歩きに歩いて到着した「秋川渓谷
瀬音の湯」。ひとまず宿泊コテージに大量に入っていた荷物を置いて、本館正面にある足湯に入ってみることにしました。足湯の利用可能時間は10時から22時まで。料金は無料で、瀬音の湯の利用の有無に関わらず、誰でも無料で浸かることができます。
瀬音の湯
「秋川渓谷
瀬音の湯」さんは、日帰り温泉と宿泊、物産販売、和食ダイニング、カフェなどで構成されており、あきる野市の地元の方はもとより、トレッキング目的の観光客、ツアー利用の観光客などが訪れる人気の施設となっています。
瀬音の湯 コテージ
宿泊する部屋はコテージ!平屋建てバリアフリータイプのデラックスタイプ、2階建てのメゾネットタイプがあり、そのうちデラックスタイプは1棟が、メゾネットタイプは4棟が禁煙となっています。この右手側が今回宿泊するメゾネットタイプのコテージ。
瀬音の湯 浴室
バスルームとトイレは併設。といってもかなり広いので、いわゆるユニットバスと言っていいものかどうか。温泉の営業時間外に風呂に入るなら、この内風呂を利用すればOKですね。
瀬音の湯 温泉
こちらのお湯はちょっと変わっていて、露天が循環式であるのに対し、内湯が源泉掛け流しとなっています。かなり透明度は高いですけど、ほんのり白く濁っていて、かすかに硫黄の匂いも感じられます。湯に浸かるとヌルヌルというかツルツルというか、とにかくスベっとした感じですね。
和食だいにんぐ 川霧
温泉のあとは食事も・・・ということで、瀬音の湯さんの施設内で唯一のレストラン「和食だいにんぐ
川霧」で食事をいただくことに。肉!
という気分ではなかったので、割りとあっさり食べられそうな「鮪の中落ち自然薯とろろ掛け丼」を選択。丼、汁物、香の物の3点セットとなっていて、これで950円。
IT系のさまざまな話題を扱うブログメディア[M] mbdb (モバデビ)主宰。