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返還50周年の小笠原、50Colorsで辿る3泊6日の旅

返還50周年の小笠原、50Colorsで辿る3泊6日の旅

ルート

  • <1日目>東京港竹芝客船ターミナルを出発
  • <2日目>父島に到着
  • ⇒ 南島
  • ⇒ グリーンペペ鑑賞
  • <3日目>戦跡ツアー
  • ⇒ カフェ グリーンペペ
  • ⇒ ハートロックカフェ
  • <4日目>母島に移動
  • ⇒ 農園めぐり
  • ⇒ ガジュマルの木
  • ⇒ 大漁寿司
  • ⇒ 海底熟成ラムMother
  • <5日目>母島から父島に移動
  • ⇒ 父島を出発
  • <6日目>東京港竹芝客船ターミナルに到着

米国から日本に返還され、2018年に50周年を迎えた小笠原。かつて欧米人が「無人」を「ボニン」と発音したことが起源となったボニンブルーの海、ウミガメが産卵する白い砂浜、亜熱帯特有の生き物や植物……豊かな自然が織りなすカラフルな色彩は、返還されたあの日と同じ輝きで島の人々を照らしています。今回は、50年前と今をつなぐ「色」をキーワードに小笠原の旅へ出発。道中で出会った島民たちの想いとともに、島の魅力を紹介します。

父島に到着。南島「扇池」の絶景に感動!

午前11時に竹芝から定期船「おがさわら丸」に乗り込み、翌日の午前11時、父島の二見港に到着。さっそく最初の目的地、南島へ!

南島は父島の南西に浮かぶ小さな無人島。「沈水カルスト地形」という石灰岩特有の特殊な地形で、絶滅危惧種の貴重な植物が生息。島ごと国の天然記念物に指定されていて、上陸できるのは1チーム上限15人、1日の総数100人まで、滞在時間は最大2時間という厳しいルールが設けられています。

岩場をよじ登って上陸し、足場の悪い崖を上ること数分。眼下に絶景の「扇池」が登場! そこに広がるのは、丸い穴が開いた岩壁で外洋と隔てられた、透明なエメラルドグリーンの海と白い砂浜が一体となった景色。そのあまりの美しさに、しばし言葉を失います。

「ここは長い歴史の中で、波が岩肌を削り浸食を繰り返して出来た場所。数十年間のうちに、台風や波の浸食であのアーチは崩れちゃうんじゃないかな」と、ガイド歴27年の竹澤博隆さん。扇池はまさに自然が創りだしたアート。いつか姿を変えてしまうかもしれない、そんな儚さも人の胸を打つのかもしれません。

砂浜に降りると、千年以上前に絶滅した半化石のヒロベソカタマイマイがそこかしこに。そんな非日常だらけのこの島は、竹澤さんにとっても“特別な場所”なのだとか。「ここに来ると気持ちがリセットできるんです。島を囲むボニンブルーの深い青と扇池のエメラルドグリーン、白い砂浜の美しいグラデーションをこの先も守っていきたいですね」。

夜は光るキノコ「グリーンペペ」を鑑賞するナイトツアーへ出発です。森の中の枯れ木に蛍のような光を発見! 湿っぽい森の中や沢の近くに派生しやすいのだとか。帰りは近くの砂浜で、夏の星座と天の川が広がる満点の星空を鑑賞。自然の神秘に触れる、ロマンチックな夜を過ごせます。

足元には約20万年前の珊瑚の化石が。ムラサキオカヤドカリも発見!
ウミガメが産卵しにやってくる砂浜。タイヤのような模様はウミガメの足跡!
足元にはふしぎなカタマイマイがいっぱい!
南島の帰りに見えた、「恋するハートロック」をバックにお決まりのポーズで記念撮影。
グリーンペペ。サイズは5mm~1cm程度と小さい。

ジャングルと海に眠る、戦跡を巡る旅へ

父島2日目、この日は戦跡を巡るツアーに参加。第二次世界大戦中、激しい攻撃を受けた父島と母島には、当時の防空壕や大砲など戦争の跡が残っています。

まずは、父島要塞大村第二砲台跡入口からスタート。中はまるでジャングル。ガジュマルの大木や南国特有の植物がうっそうと生い茂り、そこに燃料庫や弾薬庫などが朽ち果てた姿で佇んでいます。基礎だけが残る監守衛舎には、当時のビール瓶や陶器の欠片が残っていて、実際に人が生活していたことが生々しく伝わってきます。

「戦争があった事実は、忘れてはいけない歴史の1ページ。こうした体験を通して、時代背景を知るきっかけにしてほしい」と、ガイドの吉井信秋さん。小笠原の歴史伝える戦跡ツアー。戦争の痕跡に触れながら観光スポットも巡れておすすめです。

奥に見えるのが弾薬庫と推定される建物。
太平洋戦争で攻撃を受け座礁した、「濱江丸」が横たわる境浦海岸。
途中で海を一望できるウェザーステーションに寄り道。ここからの夕焼けも最高!
海岸に咲くグンバイヒルガオ。命名は葉が相撲の行司が使う軍配に似ていることに由来しているそう。

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