1日目
おがさわら丸
小笠原の旅のスタート地点は竹芝客船ターミナル。6日に1便しかない船で片道24時間かかる小笠原諸島。唯一のルートであるおがさわら丸は2016年7月に三代目が就航したばかりで、ピカピカの新造船。船内設備は「ホテル並み」と驚かれるほどきれいで、レストランに展望ラウンジ、屋外デッキと船旅をゆったり過ごせる空間が至る所にあり、キッズルームやシャワールームなどももちろん完備。
ははじま丸
おがさわら丸は父島・二見港までなので、さらに南の母島に渡ろうと思ったら「ははじま丸」への乗り継ぎが必要となる。このははじま丸も実は、2016年7月に代替わりしたばかりのおニュー。
原付レンタル
一日目、母島到着が14時で時間もあったので、50㏄原付をレンタルして、最北端の「北港」まで行ってみることにした。切り立った崖で囲まれている場所が大半なため、島だけど海辺を走る道は集落以外ほとんどない。誰ともすれ違わないのどかすぎる離島の山道だ。
砲台跡
北港の周辺は、戦中の強制疎開まで大きな北村集落があった場所。小笠原諸島では、「戦跡」も重要な観光スポットとなっており、父島では戦跡ツアーなども組まれている。母島にも点在しており、最もアクセスしやすいのは「東港探照灯下砲台」。都道から徒歩5分の場所に3門の朽ちかけた旧日本軍の高角砲が横たわる。
アイランドリゾート母島ナンプー(南風)
宿は港からも歩いてすぐの「アイランドリゾート母島ナンプー(南風)」。母島は出張者も多く、この時宿泊していたお客さんの大半も仕事で来ている人達だった。
ナンプーの部屋
あたたかみある木の内装で居心地もいいナンプーのお部屋。スタッフも非常に感じよく、到着時にはウエルカムドリンクも。
夕食
夕食は併設されたカフェレストランでいただくのだが、そのボリュームとクオリティが半端ない!絶妙な漬かり度合いのサワラの島寿司に、脂もたっぷりとろとろの島マグロのカマ煮付け。食べきれないほどの量だった。
星空
夜は腹ごなしかねて集落を散歩しながら、満天の星空を堪能。母島・父島どちらも星空観察で人気の島で、緯度が低いため本土とはまた違った角度で星座を見ることができる。そして周囲に灯りがない孤島ゆえ夜空の暗さは想像以上で、天の川もくっきり見える。