父島・母島

川井拓也

川井拓也

マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」として全国のイベントやシンポジウムを飛び回りながらライフログ型ブログ「himag」で情報発信中!
3年で4200本の記事を執筆した。神田に対談専用ライブ配信スタジオ「ヒマスタ」をつくり自然会話の可視化にも取り組んでいる。

おすすめポイント

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今回廻ったコース

  • ・1日目:
    竹芝旅客ターミナル⇒おがさわら丸
  • ・2日目:
    父島⇒ははじま丸⇒母島⇒ペンション「アイランドリゾート母島ナンプー」(宿)
  • ・3日目:
    南崎・小富士トレッキング⇒戦跡⇒ははじま丸⇒父島⇒ペンション「AQUA」(宿)⇒小笠原アイランドジャズフェスティバル
  • ・4日目:
    大神山公園⇒ドルフィンスイム⇒南島⇒ホエールウォッチング
  • ・5日目:
    朝食(宿)⇒おがさわら丸⇒竹芝埠頭

1日目

竹芝客船ターミナル

竹芝客船ターミナル

新橋からゆりかもめに乗ってレインボーブリッジを渡って竹芝に。降りるとすぐのところに竹芝客船ターミナルがあります。ここで予約したチケットをもらいます。
船室

船室

カーフェリーのような雑魚寝フロアをイメージしていましたが「おがさわら丸」はいちばん安い「2等和室」でもしっかり寝る場所は指定されていました。これが和室のフロア全体です。
おがさわら丸の出港

おがさわら丸の出港

船の出港はドラを鳴らします。ジャンジャーンという響きと共に船はゆっくり動き始めます。レインボーブリッジの下を通って東京湾を出ていきますが揺れはほとんどありません。東京湾ではす~っと滑るように船は進みます
船内レストラン

船内レストラン

80年代っぽい派手なデザインのレストランですが椅子はすべて鎖で床につながっています。自由に席を動かすことは出来ませんが家族や団体さんはファミレス的なレイアウトの席で、お一人様は窓際でゆっくりすることが出来ます。
食事

食事

アルコールもあるので今回はいちばん高い「おが丸 島塩ステーキ」にしてみました。
展望ラウンジ

展望ラウンジ

仲間や旅で出会った人と積極的にコミュニケーションしたい人たちはだいたいこの展望ラウンジに集まってくるということがわかりました。
キッズスペース

キッズスペース

これは空港のロビーや大きなスーパーにあるキッズスペースに似ています。柔らかい素材で出来ており子どもたちが安全に遊べるようになっています。
自動販売機

自動販売機

ビールなどは種類も豊富で24時間過ごせるようにちょっとしたコンビニのような充実度です。

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2日目

父島二見港

父島二見港

今回は竹芝から「おがさわら丸」で24時間の航海を経て父島へ入港!すぐに「ははじま丸」に乗り換え母島に行きます!
ペンション

ペンション

今回の宿は「アイランドリゾート母島ナンプー」です。外から見るとふつーなんですが部屋に入るとびっくり!完全に山小屋仕様です!太い丸太がむき出しの感じが面白いアットホームなペンションです。
夕食

夕食

夕ごはんは頭付きの煮魚から島寿司までボリューム満点のコースでした!島寿司は八丈島から伝わって小笠原諸島でも食べられるところが多いソウルフードです。

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3日目

ペンションレストラン

ペンションレストラン

母島の滞在は今日の午後2時まで!ガイド付きで小富士をトレッキングです。それにはまず腹ごなし!ペンションの山小屋のようなレストランに行くと朝食が用意されています。
朝食

朝食

サラダとベーコンエッグを食べて準備万端!コーヒーを飲みながらガイドさんの到着を待ちます。
母島ハイキング

母島ハイキング

母島の南端である南崎に到着!入り口には「都道最南端」と標識が立っています!11月ですが半袖半ズボンでちょうどいいくらい。(トレッキングは本当は半ズボンより長ズボンをオススメします。草とかで足を切る可能性があるので。)
小富士

小富士

トレッキング開始から2時間で小富士に到着!最後はハシゴを登りますが断崖絶壁にかかっているわけではないので安全です。
頂上

頂上

頂上からは連なる母系の島が一望出来ます!
戦跡

戦跡

母島の少し先には太平洋戦争で激戦地となり映画にもなった硫黄島があります。母島と父島は1944年に全島民(当時6886人)の本土疎開が行われたため上陸作戦などによる大規模な戦闘はありませんでしたが、空襲などはあったというのが歴史的な背景です。そのため海沿いには軍施設の戦跡が今でも残っており母島にも海軍施設跡があります。
昼食

昼食

「ははじま丸」の出港まで1時間ほど時間があるのでゆっくり弁当タイムです。出港の時間が近づいてくるとのんびりと乗客も集まってきました。だいたい来た時に乗ってた人は同じ便で父島に戻る人が多いから「あ、あの人見かけたな」みたいな顔見知り感が出てきます。離島の旅の面白さですね。
ペンション「AQUA」

ペンション「AQUA」

チェックインして部屋に入るとセンスのいい現代的な部屋でいい感じ!
夕食

夕食

なんと美しい!!右上「長芋サーモン島橙白ポン酢」真ん中上「島寿司」下「はるたまのお浸し」「黒豆」「アスパラの生ハム巻き」です。どれも美味く焼酎ロックが進みます!
ジャズフェスティバル

ジャズフェスティバル

お腹いっぱいで部屋に戻りしばらく食休みしていると外からいい感じのジャズの音色が聞こえてきます。どうやら近くの公園で生演奏しているみたいです。カメラを持って見に行ってみると大神山公園が「小笠原アイランドジャズフェスティバル」の会場として大賑わいしてるじゃありませんか!

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4日目

大神山公園

大神山公園

朝は早起きして父島全体を歩いてみました。見晴らし最高の大神山公園!高低差もかなりありちょっとした山歩きという感じです。山頂展望台は80mの標高にあり港が見渡せる最高のスポット!
朝食

朝食

父島全体を見渡せる大根山公園から大神山公園を写真を撮りながらゆっくり歩いて90分。いい感じでお腹が空いたのでペンションAquaに戻って朝食です。このモーニングがまた見事!
シュノーケリング

シュノーケリング

シュノーケリングの機材とお昼のお弁当を渡されクルマで港に向かうと「ドリーム号」が待っていました。小さめの漁船のようなクルーザーですがピカピカです。
イルカウォッチング

イルカウォッチング

慣れている人は海に入ったらすぐに潜水してイルカの近くに泳いでいきます。潜水しない人はプカプカ浮きながらシュノーケリングで優雅に泳ぐ野生のイルカをウォッチします。1回あたりのドルフィンスイムは5分から10分くらいです。
南島

南島

ドルフィンスイムが一段落したところで船は父島の南端にある南島に向かいます。ここは11月の時期は泳いで上陸するのですが、今回は天候の問題で波が激しいので船長判断で泳いでの上陸は中止となりました。でも泳いでいるウミガメに会えたりとその道中はまったく退屈しません。
ホエールウォッチング

ホエールウォッチング

ホエールウォッチングに出かけます。クジラは沖合いに出ないといないということでドリーム号は速度を上げて波しぶきをたてながら進みます。グォングォンと跳ねるように進む船にもだいぶ慣れてきました。どんなに揺れても仁王立ちでクジラを探すインストラクターカッコイイです。
夕陽

夕陽

こうして魚たちと戯れたあとは水平線に沈む夕陽が待っていました!乗船してるスタッフもお客さんも自分の好きな場所でこの静かな日没を楽しみました。こんなにゆっくり太陽が沈むところを見るなんて都会ではなかなかありません。とても豊かで記憶に残る瞬間でした。
夕食

夕食

ペンションに戻ると夕ごはんです。いろんなものがちょっとづつ食べられてビールが進む!

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5日目

朝食

朝食

昨日の朝は洋風モーニングでしたが今朝は和食!これまたいろいろなものがちょっとずつあってうれしいですね!
海岸

海岸

チェックアウトして散歩し海岸沿いでも特に気持ちよさそうなベンチを見つけたのでここで出港時間までゆっくりブログのまとめ記事を書くことにしました。
二見港

二見港

「おがさわら丸」出港。下を見ると到着した時の出迎えの人の倍くらい人が集まっていました。和太鼓なんかもドンドンと鳴っていてちょっとしたお祭りのような感じに高揚しています。
お見送り

お見送り

二見港を離れていくとさらにすごい光景になりました。港から船という船が「おがさわら丸」を追いかけながらどんどん集まってくるではありませんか!
船室

船室

行きは雑魚寝型の2等和室(エコノミー)でしたが帰りはひとつ上のランクである2等寝台(エコノミーベッド)にアップグレードしてみました。
朝食

朝食

なんとなく静かだった夜も明けて朝になると周りが起きてくるので自然に目が覚めます。腹が減ったのですぐにレストランへ!朝食はお皿ごとにピックアップして自分の好きなモーニングを作ります。
竹芝埠頭

竹芝埠頭

こうして長いようであっという間の小笠原諸島 5泊6日の旅が終わりました。5泊と言ってもそのうち2泊は船中泊ですから感覚的には3泊4日です。
自分が住んでいる東京都なのに気候は南国そのもの!世界自然遺産のユニークな自然に触れたりイルカと一緒に泳いだりクジラを追っかけたり毎日が非日常の極み!次は家族連れで行きたいと思いました。

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