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春の海風と自然を感じる、ゆったり八丈島の旅へ

  • 八丈島
  • Relaxation
    & Cuisine

東京から南へ287kmの太平洋に浮かぶ八丈島は、伊豆諸島の最南部にある人口約7300人の島です。

八丈富士と三原山のふたつの火山の間にある谷に空港や集落があり、海に森にとお楽しみどころが盛りだくさん。2月には朱色のアロエ、3月にはカラフルなフリージアや可憐なオオシマザクラなどの花が咲き、暖かな春のいぶきを感じられます。

八丈島で穏やかな日差しと爽やかな海風に触れたなら、うきうきと心弾ませて春を迎えられそうです。

木漏れ日あふれる森のカフェで、の~んびりと

標高700メートルの三原山は10万年以上前に誕生した場所。深く、静かな森に癒される。

八丈島は長崎県佐世保市や高知県の室戸岬と同緯度にあり、年間を通して温暖で湿度が高いのが特徴です。2~3月の平均気温は高いほうで12~15℃くらい。森の中でだって、陽が射せばぽかぽか陽気に包まれます。

羽田空港から飛行機に乗り、朝の一便で到着したならまず、「自然ガイドサービス 椎 」ガイドの大類由里子さんと待ち合わせて島の東側にある三原山方面へ。

しいたけなど島内の材料をつかったホットサンドのランチが人気。汲んできた八丈島の清らかな水で淹れたコーヒーを飲めば、心も体も島になじんでいく。

途中、神社に立ち寄り山から湧き出る清らかな水を汲んでから、緑濃き三原山の自然の中を歩きます。ガイドの大類さんは八丈島の海から山までの自然を知る達人。地形や植生など、丁寧に教えてくれます。

お楽しみは、森カフェ。森の中に腰をおろし、先程汲んだ水を使ってホットサンドやおしるこをつくります。今回は、岩盤を流れる水路にできる穴「ポットホール」のそばでのすてきなランチタイム。水の音が、気持ちいい。

【DATA】
自然ガイドサービス 椎(シゼンガイドサービス シイノキ)
住所:東京都八丈島八丈町大賀郷4436-38
TEL:04996-2-1879
営業時間:8:00~18:00(あとりえ椎は13:00~)
定休日:不定休
https://www.hachijo-siinoki.com/

自然からの授かりものをかたちにして

天然素材の染めと織は鮮やかなまま、家族に代々伝えられるものとして珍重されてきた。

鮮やかな黄色に黒や鳶色の格子柄が印象的な絹織物、黄八丈。森を歩いた際に見た、八丈島に自生するコブナグサ、シイノキ、タブノキのほか、ヤブツバキの葉を刈り取って染料や媒染液をつくり、それぞれ20~40回ほど丹念に絹糸を染めてやっと織り機で織ることができる希少な織物です。

今も現役の江戸時代の機織り機を使って織る山下誉さん。重しに玉石が使われているのが八丈島らしい。

そんな黄八丈の製作工程を見学できる「黄八丈めゆ工房」は、東京都指定無形文化財技術保持者であった故山下めゆさんが開いた工房です。今では島に一軒しかない貴重な染織元だけに、ここでしか見られない、触れられない、本物の美しさに目を奪われてしまうはず。

【DATA】
黄八丈めゆ工房(キハチジョウメユコウボウ)
住所:東京都八丈町 八丈島八丈町中之郷2542
TEL:04996-7-0411
営業時間:9:00~12:00/13:00~17:00
定休日:無休

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