たましまの島ロゴ 神津島
メインビジュアル神津島の海岸と女子ふたり

東京で一番の星空を目指して! 神津島女子ふたり旅

東京で一番の星空を目指して! 神津島女子ふたり旅

アオイの。のプロフィール画像
アオイの。

YouTubeチャンネル

東京都心から南へ約180kmに位置し、伊豆諸島の水配り伝説で知られる神津島。 実は国内二例目の「星空保護区®︎」に認定されていて、 島全体が天然のプラネタリウムと呼ばれるほど、星空鑑賞に適した島なんです。 今回神津島を訪れたのは、モデル/クリエイターとして幅広く活躍し、 そのナチュラルな魅力がYouTubeやInstagramでも絶大な人気を誇る伊原葵さん。 女子ふたり旅ということで、神戸から10年来のお友達であるエリナさんもやってきてくれました。 なんでも伊豆諸島が気になっていて、SNSをチェックしてたんだとか。 「楽しんでいきたいと思います!みんなも楽しんでください!」 期待を膨らませながら、海を越えて神津島へと向かいます!

Day1 Start!!

港で船を眺めるアオイさん
12時40分

約3時間45分で“水の島“へ

神津島港到着!

エメラルドグリーンの海に早速感動! 楽しい旅がはじまる予感。

約3時間45分の船旅ののち、神津島上陸!「寝てたのであっという間でした」とアオイさん。神津島には港がふたつあり、天候によってどちらに着くかが決まります。この日に到着したのは島の西側にある神津島港。島の中心部へのアクセスも良い場所です。到着してさっそくアオイさんも「水がエメラルドグリーンでめっちゃきれい!」と感動。ちなみに神津島には、伊豆諸島の島々の神が天上山の山頂に集まり、各島への水の配分の会議が行なわれた「水配り伝説」という言い伝えもあります。はるか昔、太古の時代に神様が集まって話し合っていたなんて、なんだかロマンチックですね。

絵が描いてある防波堤が印象的な海沿いの道
水配り像
 島のシンボル「天上山」がお出迎え
青空と天上山の風景
青い空と白い雲

お天気にも恵まれ、 島のシンボル天上山がお出迎え。

この日はお天気もとっても快晴で、島のシンボルである天上山が顔を覗かせていました。天上山は標高572mほどですが、「花の百名山」に選ばれるほど様々な高山植物が観測でき、島を代表するトレッキングスポット。神津島港からは天気によっては見えないことも多いそうなので、ここから天上山が見えていることは天候に恵まれた証拠!「いいお天気!台風が来るかもと思ってましたが、ピカーンと晴れてよかった。やっぱりアオイは晴れ女です!(笑)」とアオイさん。このまま行けば星空も無事に見られそうで、旅の出だしは好調です。

赤イカ、赤サバなどの本日のお刺身
13時15分

ランチはとれたて魚づくし!

神津島 龍宮

島ならではの海の幸に舌鼓。 ここはまさに魚好きの楽園!

ふたりの旅はまず腹ごしらえから。港から10分ほど歩き、のれんがかかった一軒家風の建物に到着。ここ龍宮では、神津島名産の活きのいい魚介類を中心に、店主が腕によりをかけた料理をふるまっています。

クロムツの煮付け
紺色ののれんがかかった一軒家風の建物の入り口
のれんの右端に書かれたRyuguの筆記体ロゴ
煮付け定食をいただくアオイさん
その日ごとに活きのいいとれたての魚をいただけます

お勧めのランチメニューから、アオイさんは煮付け定食を、エリナさんは刺身定食を注文。待つこと数分…料理が運ばれてきました。「今日のお刺身は赤イカ、赤サバなど。煮付けはクロムツです」(店主・松江さん)。「え?これがサバなんですか?」(アオイさん)と普段あまり見たことのない魚の種類に驚き。龍宮ではその日ごとにとれたての魚を提供していて、どの時期に来ても旬の美味しい魚を味わえるのが魅力。今日の赤サバは島の外にはあまり出回ることのない魚だそうです。「うーんおいしい、やわらかいし甘い!」(アオイさん)「お魚分厚い、めちゃくちゃおいしい」(エリナさん)。島だからこそ味わえる新鮮なお魚をじっくりと堪能していました!

昼も夜も、島の人々で賑わうお店。 神津島のうまい!を味わってほしくて。

伊豆諸島の中でも、とりわけ漁師が多いことで知られる神津島。店主の松江さんは東京都心で15年の修行を経たのち、神津島の食の美味しさを伝えたいとの思いで故郷に戻って2020年に龍宮を開店しました。「神津島の魚介類は本当においしいと思ったので。とくにイカは、都心との味の違いにびっくりしました」(松江さん)。カウンターに並ぶ島の焼酎「盛若」は、その魚介とも相性抜群で、夜はお酒を飲みに来る人も多いそうです。「このあと午後は展望台に行きたいね」。食事を終えてアオイさんたちはゆっくりとプランを練ります。

カウンターに並ぶ島の焼酎
  • 住所: 東京都神津島村105
  • お問い合わせ先(LINE): ryugu.com
  • 営業時間: <ランチ>11:30~13:30 <ディナー>18:00~22:30
  • 定休日: 木曜日
龍宮の外観
展望台に向かうアオイさんとエリナさんの後ろ姿
14時

高台からのぞむ景色に息を飲む

ありま展望台

見渡すかぎりの島風景に、 思わず「ヤッホー!」

星が姿を見せる夜まで、ゆっくり島を散策。まずは島の西側にある、ありま展望台へ。「緑に囲まれていて空気がおいしいです」(アオイさん)。ここは島の中でもとくに高台にある場所で、前浜海岸の景色が一望できます。丘をのぼっていくと…視界がひらけた見晴らしがいい場所へ。「わー!きれーい」(アオイさん)、「海がひろーい」(エリナさん)先ほどまでいた港があんなはるか遠くに。高台から見下ろす絶景にアオイさんも思わずうっとり。

高台で海と港の風景をバックに絶景を楽しむアオイさん
海岸に立つ白い大きな十字架

ゆるやかな風を感じる時間。 この大きい十字架は?

「わっ、めっちゃ大きい!」アオイさんが思わず反応した大きな十字架は、島の人々に尽くしたと言われるキリシタンのおたあジュリアを偲び建てられたもの。脈々と受け継がれてきた島の歴史を感じます。山の方は風もあって涼しく、虫の声と波の音が聞こえてきます。「とっても気持ちいい。のどかで、静かで、ゆるやかでよいです」(アオイさん)と、リラックスして風を感じている様子でした。

検索しても出てこない風景が 島のあちこちに。

展望台でアオイさんたちは撮影タイムへ。天上山の裏側の崖や、広がる前浜海岸をバックにポーズを決め、シャッターを切っていきます。「いろんなところに景色がいい場所があるらしいよ」(エリナさん)「エリナと撮るのは海がいいかな」(アオイさん)と、旅の撮影の計画も練ります。

笑顔で旅の計画を練るアオイさんとエリナさん
天上山の裏側の崖をバックに撮影を楽しむアオイさんとエリナさん

検索しても出てこない風景が 島のあちこちに。

展望台でアオイさんたちは撮影タイムへ。天上山の裏側の崖や、広がる前浜海岸をバックにポーズを決め、シャッターを切っていきます。「いろんなところに景色がいい場所があるらしいよ」(エリナさん)「エリナと撮るのは海がいいかな」(アオイさん)と、旅の撮影の計画も練ります。

山から海を見下ろした風景
さそり座のベンチ

山からすぐ近くに海が見下ろせるのは、島ならではの風景。神津島は島全体が撮影スポットと言えるかもしれません。ちなみに、展望台には星座のベンチが設置されていて、島の中に全部で12個あるそう。ここ、ありま展望台を含む島のあちこちに星空鑑賞スポットがあるのです。「事前にインスタはチェックしていたけれど、こんな風景が見られるとは知りませんでした!」(アオイさん)

  • 住所: 東京都神津島村鴎穴
展望台の入り口の通路
天上山のむき出しの山肌と、白い砂浜と海の風景
15時

砂浜と海と山が織りなす絶景

多幸湾

波の音をBGMに、 日常を忘れてリラックス。

続いてやってきたのはありま展望台からみて島の反対側に位置する多幸湾。スケールの大きいパノラマが見られることで人気のスポットです。眼前には砂浜と海のダイナミックな景観が広がり、振り向けば天上山のむき出しの山肌に圧倒されます。「やばーめっちゃきれい」と早速カメラを取り出すアオイさん。白い砂浜とコントラストを織り成す海のグラデーションは、海底の深さが場所によって異なるため。「海の青さも違うけど、砂浜のきれいさも違います!見ているだけで癒されますね」(アオイさん)

青のグラデーションが美しい海
海をバックに笑顔のアオイさん
 波打ち際で大はしゃぎ。豊かな自然を満喫します
波打ち際ではしゃぐアオイさん
「どこまで波に近づけるかゲーム」を楽しむアオイさんとエリナさん

どれだけ波に近づけるかで 大盛り上がりの20代女子ふたり。

「真夏だったら海に入りたかったなー」とつぶやきながら、海岸沿いを歩き、エリナさんと手をつないでビーチへ。ぐんぐん波打ち際へと向かっていきます。繰り返す波音の中、ふたりが楽しんでいたのは「どこまで波に近づけるかゲーム」。寄せては返す波に向かって進み、大きな波がきたら逃げたり、砂に書いた文字が消えるのを楽しんだり、波の前でポーズを決めて撮影したり。ふたりのテンションも最高潮で、豊かな自然の中だからこそできる遊びを楽しんでいました。

遊び疲れたら、 つめたーい湧き水でリフレッシュ。

「濡れなかった!けど疲れた」と、ビーチから戻ってきたアオイさんたちが発見したのは「多幸湧水」。そう、水の島である神津島は、湧き水が島の至るところに。天上山に降った雨が染み出し、湧き出て、海へと帰っていくのです。「東京の名湧水57選」にも選ばれた名水がとめどなく流れるさまは、島の豊かさの象徴。「あー冷たい!めっちゃ気持ちいい!」(アオイさん)と、冷たくまろやかな湧き水をひと口飲んで、水遊びの疲れをリフレッシュしてから次のスポットへと向かいます。

海から上がり歩道を歩く2人
湧水で手を洗う様子
多幸湧水の入り口の看板とベンチ
  • 住所: 東京都神津島村榎木が沢
多幸湾の風景
自然の岩場に木製の遊歩道が架けられた遊歩道全体の風景
16時

島いちばんの水遊びスポット!

赤崎遊歩道

波のおだやかな入江は まさに天然のプール。

赤崎遊歩道は自然の岩場に木製の遊歩道が架けられた、島一番の水遊びスポット。入江になっているため波は穏やかで、まるで天然のプールのよう。ハマフエフキ、スズメダイ、ベラなど色とりどりの魚がいて、ダイビングやシュノーケリングで生き物観察をする人も。「どうやって奥まで行くの?」とアオイさんも興味津々。潮の侵食でごつごつと削られた特徴的なかたちの岩の中、ぐねぐねと組まれた木道を海へと向かって進んでいきます。

まるで天然のプールのような水面
遊歩道の奥への行き方に興味津々のアオイさん
海へ降りる階段をぎりぎりまで降りるアオイさん

水着にならなくても 海のすぐ近くまで行ける!

飛び込み台のところまで着くと、海で泳いでいる人の姿が。「楽しそう」(エリナさん)、「水着持ってくればよかったね」(アオイさん)。伊豆諸島は黒潮の影響で水が暖かいため、10月でも海に入れるのだそうです。でも、海へと降りる階段が整備されているため、飛び込まなくても海面すぐ近くまで行けるのが赤崎遊歩道の特徴。「コレここまで降りてっていいんですか?」と言いながら、水際までそろそろと。飛び込まなくても透明度の高い海へ簡単にアクセスできるなんて、うれしい限りです。

潮の侵食でごつごつと削られた特徴的なかたちの岩場
木造の遊歩道とアオイさん
  • 住所: 東京都神津島村神戸山1
赤崎遊歩道の風景
夕日に照らされたアオイさんの横顔

時には立ち止まって 遠くを見つめることも大切。

さあ、いよいよ赤崎遊歩道を出て本日のメインイベントである星空鑑賞へ。途中立ち寄ったのは、島の中でもとくに長い海岸線が見られる「長浜海岸」。赤や黄色など色とりどりの玉石と砂が混じった海岸が500mほどつづき、別名「五色浜」とも呼ばれるように玉石にまつわる言い伝えもあります。沈む夕日を見つめながら、ふたりは何か話し込んでいる模様。こういった時間も旅ならではの醍醐味ですね。夕日に思いを馳せ、水平線に沈む姿をじっくりと見届けたら、星空さんぽのスタートです。

沈む夕日を見つめながら砂浜で話し込む2人
夕日に照らされた砂浜の風景
アオイさんの後ろ姿
星空を眺めるアオイさん
18時

天然のプラネタリウムで満天の星空を

よたね広場

だんだんと陽が落ちるなか、 星空ガイドさん登場!

ふたりが鑑賞の舞台に選んだ「よたね広場」は、集落近くの高台にある開けた広場で、神津島の中でも人気の星空鑑賞スポット。360度遮るものがないから、真上を見上げなくても星がよく見えるのだとか。本日は島民星空ガイドの古谷さんを先生に迎え、解説を聞きながら鑑賞。月はきれいな三日月で、コンディションも良好。満月だと空が明るすぎて、星が見えなくなってしまうそうです。「ここまで星空鑑賞に適した日はなかなかないですね」と先生。期待が膨らみます。

星空ガイドについてはこちら
きれいな三日月で360度遮るものがない星空を見上げた風景"

都会では見えることのない 満天の星空を楽しむ!

月が落ちると、いよいよ星空の本番。「プラネタリウムみたいに真っ暗!」(アオイさん)。どんどん暗くなっていく夜空の中、レジャーシートを広げて寝転び、星空の見方を教わります。「明るい星を探してみて」と先生。一等星のアンタレスはサソリの心臓。それを起点にしてみると、上と下がはさみ、横にしっぽとサソリ座の形が浮かび上がってきます。「あれか!星って目印を見つけにくいじゃないですか!でもよく見える」(アオイさん)。先生に教わりながら夜空を見上げると天の川もくっきり。「ほんまや!アレもアレも見える!」その後も夏の大三角、カシオペア座からの北極星、秋の第四角形と、次々と星座を見つけられたようです。

森と青い星空の風景

星空写真の撮り方レクチャー からの、大撮影大会。

さらに、星空写真の撮り方もレクチャーしてもらいます。「なかなかピントが合わない…」とお悩みのアオイさんに「じゃあこの土星の辺りを撮ってみましょう」と先生が助け舟。なんでも、明かりの強い北極星や惑星の周りを撮るのがコツなのだとか。「上手いじゃないですか!さすが!」(先生)「当たり前じゃないですか!(笑)」(アオイさん)とおどけながら答えます。もともと星が好きだったというアオイさん。先生に色々な知識を授かりながら、話はつきず、撮影大会も盛り上がりを見せます。

電球のような暖色の街灯が1つだけある道路

星空保護区®︎・神津島。 島民の暮らしは夜空とともに。

神津島は国内二例目の星空保護区®︎に認定されています。星空保護区®︎とは単に星がきれいに見える場所ではなく、光害から夜を守ることを目的に人々が協力して様々な活動を行う場所のこと。たとえば星の邪魔をしないよう、街灯の数を減らしたり、明かりを下に向けたりと島全体で工夫をしています。また、街灯の色も電球のような暖色に。星空がキレイに見えるだけでなく、人間の目にもやさしい効果があるそう。「すごく素敵な取り組みですね!」とふたりもうなずいていました。

よたね広場

  • 住所: 東京都神津島村37-2
よたね広場の満点の星空
ジョッキからグラスにクラフトビールを注ぐ写真
20時

伊豆諸島唯一のクラフトビール醸造所!

Hyuga Brewery

湧き水を使ったクラフトビールは、 4種それぞれに個性あり。

満天の星空を堪能したあとは集落に降りてHyuga Breweryでディナーを。小さな醸造所のすぐ横で、作りたてのクラフトビールを飲めるのが魅力!醸造機器を横目に席へと案内されます。「あとは旅館に帰って寝るだけだから、一杯呑んでいこう! 」(アオイさん)と、美味しい湧き水と島の地産物を使った4種のクラフトビールからチョイス。アオイさんはフルーティなホワイトエールの向日葵。「ふだんはワイン派の私でもすっきりしていて飲みやすい!」。エリナさんが選んだAngieは、明日葉の独特の香りとビールの苦味がマッチ。「こっちはすごいスパイシーだよ!」と、その個性に驚きます。

※通常こちらのテラス席はご利用できません。 特別な許可を得て撮影しております。
フルーティなホワイトエールの向日葵のクラフトビールを飲むアオイさん
島で作られたお酒が並ぶカウンター
店名のアルファベットモチーフがおしゃれな入り口

島の絶品フードも堪能。 思い出とともに夜は更けて。

乾杯が終わったらフードを注文。メニューの中の星マークがついているものが、神津島産の食材を使っていてお勧めだとか。あぶり銀杏、塩辛バゲット、鳥明太チーズ、ゴーヤとツナのおひたし…おつまみを次々と楽しみます。魚介のうま味が絡んでおいしい干物パスタ。明日葉ピザは島の家庭料理ではポピュラーな組み合わせ。「赤崎遊歩道良かったなあ。飛び込みたくなった」(アオイさん)「私は星空がめっちゃよかった」(エリナさん)と、今日一日の思い出をゆっくりと語り合うふたり。こうして一日目の夜は更けていきます…。

  • 住所: 東京都神津島村139-2
  • TEL: 04992-7-5335
  • 営業時間: 18:00~22:30
  • 定休日: 火曜日
サーバーでグラスにクラフトビールを注ぐ様子

Day2 Start!!

ログハウスが目印の丸島土産店
9時30分

島のお土産なら何でもここで

丸島土産店

島の名物盛りだくさん! 買い物カゴは気づけば満タン!

曇り気味のお天気のなか二日目がスタート。「昨日のうちに色々回っておいてよかった!」早起きしてお土産屋さんに向かいます。島唯一の信号そばのログハウスが目印の丸島土産店は、海鮮、農産物、お菓子、工芸品、さらにはオリジナルTシャツと、島のおみやげがなんでも揃う場所。「小学校を思い出すな」(エリナさん)、「ありすぎて迷うなー」(アオイさん)

お土産を手に取り選ぶアオイさん
島唯一の信号
 島ならではのご当地土産が並びます
箱入りの金目鯛ラーメン
冷蔵ケースの中にある赤イカの塩辛の瓶

バラエティ豊かな商品から目を引いたのは、「炙り焼きかわはぎ」と「漁師町の海苔ご飯」。「おいしそうや」「海苔大好き!」と購入を決定。ほかにも「これは会社のみんなに」と塩クッキーを。「昨日食べた塩辛おいしかったよね」と冷蔵ケースの中の塩辛を。さらには金目鯛ラーメン、明日葉つつみ焼きと、次々チョイスして買い物カゴは満タンに。

ミルクと混じってすっきりまろやか。 パッションフルーツのジェラート!

「お土産は二人でこんなに買いました!」大きい袋にたっぷりのお土産をかかえて出てくるアオイさん。お買い上げの合計が5,000円超えるとこの神津島バックがもらえるそうです。

お土産は神津島バッグに詰め込んでご機嫌
神津島のイラストが入った水色の神津島バックを肩にかけているアオイさん
笑顔でジェラートを味わうアオイさん
冷凍ケースの中にあるパッションフルーツのジェラート

あわせて購入したのは、島の名産・パッションフルーツのジェラート。8月末までは生のフルーツが買えますが、今はシーズンが終わっているそうで、ジェラートで味わいます。ミルクとパッションフルーツの味が混ざりあってシャーベットのような口どけに。「酸味があるけど甘味もあって食べやすい」「すっきり食べやすい感じ」パッケージも中身もかわいいジェラートを楽しんだら、次の目的地であるパン屋さんに向かいます。

  • 住所: 東京都神津島村 57
  • TEL: 04992-8-0302
  • 営業時間: 8:00~18:00(夏期8:00~22:00)
  • 定休日: 不定休
ログハウスが目印の丸島土産店
1つ1つ袋に入れられたジャムパンやチョココロネが並ぶ棚
10時40分

多種多様な焼き立てパンが楽しめる

藤屋ベーカリー

焼き立ての香りに刺激され、 ちょっと早めのお昼ご飯。

坂を少し登った先にある藤屋ベーカリーは、お菓子や生活雑貨も扱っていて島民の暮らしに根づいたパン屋さん。一見パン屋とわかりにくい外観ですが、近づくとその焼き立ての香りで気づきます。島内唯一のホームベーカリーということで、カウンターの奥では店主がまさに仕込みの最中。「何焼いてたんですか?」(アオイさん)「今日は学校給食のパンです」(店主)「へー給食のもやるんですか!」(アオイさん)島の胃袋を支える焼き立てパンに期待もふくらみます。

棚に並ぶパンを手にとるアオイさん
一見パン屋とわかりにくい外観
海辺で気持ちいい風にあたり、海を眺めながらパンを食べるアオイさん

海を見ながら食べるパンは なんとも美味しい!

店内はお惣菜パンを中心に、チーズパン、クリームパン、バーガー系、菓子パンなどさまざまな種類のパンが勢揃い。「どうしようかなー、どれもおいしそうだなぁ」と迷いながらも、コロッケバーガー、カレー、コロネ、クリームパンなどをお買い上げ。坂道を降りてきて海沿いのベンチでランチタイム。焼きたてを楽しみます。「んーーふっくら、あつあつで柔らかくておいしい」(アオイさん)お味は本格的ながらも優しく柔らか。海辺で気持ちいい風にあたり、海を眺めながら食べるパンは、なんとも美味しいものでした。

  • 住所: 東京都神津島村 700
  • TEL: 04992-8-0925
  • 営業時間: 7:30~21:00
  • 定休日: 不定休
一見パン屋とわかりにくい外観
港で船をバックに手を振るアオイさん
13時40分

旅の思い出をしみじみ振り返り

神津島港出発

余計なものがないところだから、 大切な人とたくさん話せる。

楽しかった神津島の旅もそろそろ終わり。あいにくの雨ですが、神津島港で船を待ちながらのんびりと旅を振り返ります。山も海も星も、グルメもあったあっという間の二日間。「旅に出たら色々回りたいタイプなので、こんなにコンパクトなのに色んな場所があって盛りだくさんに楽しめました!」(アオイさん)と、さまざまな魅力が凝縮された神津島に大満足のご様子。 「あとは自然に囲まれていて、余計な情報や刺激が少ないところだから、友達や家族と来たらいっぱい話せるのがとってもいいですね。エリナとは一ヶ月ぶりですが話したいことがたくさんあって、海を見ながらたくさん話せてよかった」(アオイさん)。アクティブに何か目的を持って行く旅もいいですが、日常にとっては、あえて落ち着く場所に行ってゆっくり過ごす時間が大切なのですね。

砂浜で体育座りをするアオイさん
砂浜で手を繋いで歩くアオイさんとエリナさんの後ろ姿

あっという間の一泊二日。 次は夏にまた来たい!

改めて神津島の感想をひと言でまとめていただくと…「神津島は、日常から離れてリラックスやデトックスしたいときに飛び込むべき場所。次は夏に来て、海に入ったり山登りしたりアクティブに楽しみたいです!」と早くも次の旅への意気込みを聞かせてくれました。都心から約3時間45分、高速ジェット船に乗れば、こんなに素敵な街に来ることができる。ぜひ皆さんもいつもと違う旅先に、神津島を選んでみてはいかがでしょうか?では、そろそろ船に乗る時間。名残惜しいですが、出航です!

アオイさんのプロフィール画像

伊原 葵

SNS総フォロワーが100万人を超え、ファッション・メイクを中心に、若い世代だけでなく幅広い層から圧倒的な支持を得ている25歳。自身2冊目となるスタイルブック『AOIRO 2021』も発売中!

YouTubeチャンネル「アオイの。」で 神津島女子旅Vlog公開中!

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