1日目(昼)
羽村市、到着
羽村市を初めて訪れているのですが、新しい発見をたくさんしています。浦和からだと電車で1時間20分くらいの距離で、身近なところに色々な発見があるのだなぁ、と実感しています(浦和までの終電を調べたら23時30分だったし!)。
五ノ神まいまいず井戸
かたつむりの形をした井戸がある。東京都羽村市には。面白いですよね。面白いんです。しかも、井戸の中まで立ち入ることができます。鎌倉時代に創建されたと推定されている、螺旋状に掘られたかたつむり状の井戸「五ノ神まいまいず井戸」です。駅の目の前にあるので分かりやすいです。
五ノ神まいまいず井戸の入口
「まいまいず」はかたつむりのことで、井戸に向かう通路の形状がこれににていることから「まいまいず井戸」と名付けられました。掘る技術が未発達のところに、さらに掘りにくい地質だったことから、こうした形状になったということです。
五ノ神社
「まいまくず井戸」と繋がった敷地に「五ノ神社」もあります。「五ノ神社」は601年創建と伝えられているそうです。西友のすぐ横にあります。え、こんなところに? というような場所で驚きました。
「玉川上水」のスタート地点
東京都羽村市を旅していて感慨深かったことの一つが「玉川上水」です。羽村市には「玉川上水」があるんだ、さぞかし自然豊かところで景色もいいんだろうなぁ、と思っていたのですが、それどころではありませんでした。「玉川上水」のスタート地点が、羽村市にはあったのです!
玉川兄弟の銅像
「玉川上水」を造った玉川兄弟の銅像もありました。二人はその功績を認められ、玉川姓を名乗ることを許されたのだとか。「多摩川水系は現在でも東京の上水源の1/3ほど」を占めているそうで、改めて水の大切さ、はじまりがここにあったんだということを学びました。
根がらみ前水田
東京都羽村市は市内にある羽村駅と小作駅の前に井戸があり、さらに玉川上水のスタート地点ということもあり、水のまちだと思います。さらに、花の町でもあったのです。それが、ここでご紹介する「根がらみ前水田」です。
根がらみ前水田の稲穂
季節は秋ですから、水田には稲穂が広がっていたのですが、春は40万本のチューリップが咲き乱れるそうです。この一帯がチューリップ畑に!黄金の稲穂も素敵ですが、春にはたくさんの観光客が訪れるそうです。タクシーの運転手さんに聞いたところだと、その時期は宿も取りにくいほどだそうです。
ScanSnapアンバサダー、カナダアルバータ州ソーシャルメディア観光大使、カルガリー名誉市民、おくなわ観光大使。