1日目
ノルディックウォーク
今年初めての旅になるんだな、なんて思いながら2ヶ月くらいそわそわしてた三宅島へ!朝5時に第3の港と言われる伊ヶ谷港に到着。早速、ホテルに荷物を置いて朝食食べて出発したのは今回のメインイベントであるノルディックウォーク。
スタート
スタート前にノルディックウォーク協会の指導員さんが準備運動や歩き方、ポールの使い方などを教えてくれるので初心者の私でも安心でした。私が選んだコースは、アカコッコ館駐車場→アカコッコ館トイレ→
大路池(時計一周)→都道→坪田林道→環状林道 →
七島展望台→バス移動→平善前で下車 →
火山体験遊歩道→今崎海岸→メガネ岩 →
ふるさとの湯【GOAL】という、計11キロのコース。
コケアート
アカコッコ館の横を通り、大路池に近づくと大自然に溢れています。大好きなコケアートも発見!いい味出ていますね。
大路池
そして、大路池に到着。ここもかなり昔に噴火した火口だったそうで、最近は長年噴火の被害を受けていないことから、周囲には深い森が生い茂っています。この湖が火口だったのかと思うとなんだか不思議です。月日が経つと自然と調和していくものなんですよね。
椿
あ、三宅島でも椿を発見。一際目立つ鮮やかさは私のシャッターが止まりませんね(笑)綺麗。
絶景
歩いていくと…一面、真っ白な雄山が出迎えてくれました。振り返った後ろも…美しく絶景が広がります。隣の島まで飛んでいけそうです(笑)
昼食
お昼休憩はバスの中。ガッツリおにぎりでエネルギーチャージです。結構、お腹が空いていたようで
あっという間に完食しましたっ。
あっという間に完食しましたっ。
火山体験遊歩道
お腹も満たした後半のノルディックウォークはちょっとバス移動し(笑)歩いて行くと…
いよいよ火山体験遊歩道です。溶岩流の上に、2007年に出来た遊歩道。この遊歩道が出来たことで溶岩流の脅威や生命の力強さをより間近で体験出来ます!!歩いて感じたのは、凄まじい噴火の脅威...それに対抗するかのような自然の再生力の力強さ。
旧阿古小学校
この旧阿古小学校は生々しい当時の被災状況を見ることが出来ます。こんな状況になっているのに人的な被害はなかったというから奇跡なんじゃないかな。よく見ると、鉄で出来た屋根の骨組みがグニャグニャに曲がっています。スタッフさんによると灼熱の1,000度の溶岩流の温度で鉄でさえも!!水飴のように自由自在に曲がってしまい、このようになってるということでした。
メガネ岩
少し海岸線を歩いているとパワースポットとしても知られている、メガネ岩に到着しました。溶岩流が波で侵食されてできた奇石と言われていて、最近ではパワースポットとしても有名なんですよね。
ふるさとの湯
そして、ようやくのゴール!ふるさとの湯。三宅島西側の高台にある、三宅島唯一の天然かけ流し温泉。天気がいい日は美しい夕日を望むことができるそうで。午後3時はこんな景色。目の前には大きな海と空が癒してくれます。ノルディックウォークのあとだったこともあり、大浴場で疲れた体もすっかり癒されました。疲れた時はやっぱり温泉ですよね!
椎取神社
もう少し時間あるぞー!!ということでレンタカーを飛ばして向かったのは、椎取神社(しとりじんじゃ)。ここは噴火後、雨の度に土砂が流れてきて鳥居が埋まってしまったという世界有数のジオスポットなんです!実際、目の前で見ると想像以上に自然の凄さを肌で感じます
伊豆岬灯台
さ、もうすぐ日没だ!!ということで…伊豆岬灯台に急ぎます。海岸線を走り、島内でも有名な夕景撮影スポットとしても知られる伊豆岬へ。うわぁ、美しい…。まるで絵画のような伊豆岬灯台は明治42年に建造され、2009年6月に100周年を迎えた歴史的建造物です。本当、綺麗な光景に寒さも忘れてボーッとしてしまいました。
牛乳煎餅
続いて向かったのは初午祭の前夜祭がある坪田地区へ。の前に!その途中にあった牛乳煎餅一筋45年の岡太楼本舗がまだ開いている。ということで閉店ギリギリに滑り込みました。これはラッキーでしかないですね。美味しい。やめられない止められないような食べやすさ。
二宮神社
到着したのは…坪田地区にある二宮神社。5つの地区に分かれている三宅島は、地区それぞれの雰囲気が違うそう。この日は坪田地区での初午祭前夜祭を見学しました。初午祭というのは厄除け、そして五穀豊穣・商売繁盛を願う行事。獅子舞に頭を噛んでもらうと!無病息災、元気に一年過ごせるというので私も噛んで頂きました。
夕食
今回お世話になったのは阿古地区にあるホテル海楽。夜ごはんは金目鯛がぎっしり詰まったお鍋。お肉や揚げ物もあって…食べ切れなさそうなくらいなボリュームです。美味しかったです
スターウォッチング
さて、夜ごはんで体が温まったところでスターウォッチングへ出発。ホテルからも近いメガネ岩の近くに到着し、セッティング開始です。顔を上げれば…星屑に包まれているような幻想な世界に。一瞬時が止まってしまいそうになります。北斗七星を発見。今まで本の世界でしか見た事がなかったからこんなにもハッキリと見えたことは初めて。終始、星空に包まれているようでした。