1日目
日原鍾乳洞
奥多摩といえば東京都でありながらも大自然が残る場所。そんな奥多摩で最も最高の場所といえば、こちら、日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)でしょう。ここ、本当に東京都内だよね?
日原鍾乳洞 入口
だいたい奥多摩の駅から20分ほど運転すると、日原の鍾乳洞に到着します。都内中心部や埼玉から奥多摩駅までがだいたい2時間なので、出発してから2時間半くらいで鍾乳洞へ到着できるイメージですね。さあ、本格的な洞窟探検のはじまりです!
日原鍾乳洞
洞窟の中は年間を通じて気温約11度に保たれており、夏は涼しく、冬は暖かいという環境です。関東随一という規模の洞窟は、全行程を歩くとだいたい40分ほど。ただし見所が非常に多く、僕の場合は全部で2時間ほどかかりました。最近リニューアルしたらしく、照明などは最新のものになっていました。これは歩きやすい。
日原鍾乳洞 天上知れず
最初の衝撃「天上知れず」です。その名の通り、どこまでも高く広がった空間があります。このサイズ感は伝えるのが難しいのですが、低くみても4階くらいまでの高さがありそうです。上のほうは照明が届かず、どうなっているかわかりませんでした。
日原鍾乳洞 死出の山
三途の川を抜けると急に空間が開け「うわあー!」と声が漏れました。カラフルなライトアップがされているこの広い空間は「死出の山」。この空間が自然に作られたとか、信じられません。日原鍾乳洞を象徴する広大な空間ですね。
日原鍾乳洞 石筍
お伽の間にはひときわ「人間っぽい」石筍がありまして、手を合わせたくなってしまいます。山岳信仰時代にはこの新洞は発見されていなかったはずですが、もしこうした石仏っぽい鍾乳石をいくつか見つけていたのだとすれば、信仰したくなってしまう気持ちもわかるなあと。
日原鍾乳洞 ゴール
おお、平坦な場所へ戻ってきた…ということで入り口がそのままゴールとなるようルートが設計されているのでした。鍾乳洞は子供のころに経験したきりだったのですが、こんなにもグッときてしまう神秘的な場所だとは思ってもいませんでした。とにかく鍾乳石と石筍は神々しいし、巨大な空間と岩には圧倒されっぱなし。