1日目
9:15 奥多摩町着
東京から2時間で行ける大自然「奥多摩町」。
JR青梅線で行くことができ、中央線(快速)とも接続しているため東京駅や新宿と繋がっています。日常の延長と思いきや車窓から見える風景がどんどん緑に染まっていく様子になんだか不思議な気持ちになりました。
JR青梅線で行くことができ、中央線(快速)とも接続しているため東京駅や新宿と繋がっています。日常の延長と思いきや車窓から見える風景がどんどん緑に染まっていく様子になんだか不思議な気持ちになりました。
バス停
最初の目的地である関東随一の規模を誇る「日原鍾乳洞」へ向かうためバス停へ。日原鍾乳洞は最寄りにバス停があるのですが、土日は交通混雑を避けるため運行が制限されており、その二つ前のバス停「東日原」というところまで行って、2kmほど歩くという行き方になります。ちなみに日原は「にっぱら」と読みます。
10:00 東日原着
鍾乳洞までは一本道なので迷わず行くことができます。周りはグループでハイキングに来ている方がほとんど、一人で歩いているのがちょっと寂しくなったり、逆に気楽さを感じたりしてたら着きました。
日原鍾乳洞
鍾乳洞の中はかなり気温が低いので、夏であっても長袖のシャツなどが一枚あったほうがいいかも。賽の河原だの、三途の川だの物騒な名前のところもありますが縁結び観音みたいなのもあったので「いろいろなにとぞ…!」と祈っておきました。ライトアップされた空間なんかもあったり、かなり見ごたえがありました。
11:30 日原鍾乳洞売店(御食事処)で昼食
のんびり鍾乳洞を見て昼食にすることに・朝からずっと歩いてお腹も空いたので気になるものは全部食べよう!ということで山かけ定食に焼き魚を追加。窓の外には水が流れてそれがいい感じのBGM、結構時間が余ったのでしばしぼーっと。
14:15 奥多摩湖・小河内ダム着
再び歩いてバス停から奥多摩駅へ戻り、そのまま別のバスに乗って奥多摩湖へ向かい、小河内ダムあたりを散策しておりました。ダムのすぐそばには「奥多摩水と緑のふれあい館」があり、ドライブがてら来ている人が多かったですね。奥多摩湖周辺を回るのであれば、バスよりも車やバイクのほうがいいのかな、ということで再びバスで奥多摩駅に。
Beer Cafe VERTERE
奥多摩駅周辺の細い路地を歩いてみたらいい感じのお店を発見。古民家を改築したBeer
Cafeで、カップルやグループ客で賑わっていました。
自家製ビール
このまま夕方までいたくなるくらいいい雰囲気だったのですが、もう一つ目的地があるので一杯で切り上げて次へ向かいます。
16:00 奥氷川神社着
「武蔵三氷川」神社の一つがこちらの奥氷川神社です(残り二つは、さいたま市の大宮氷川神社、所沢市の中氷川神社)。こちらには氷川三本スギと呼ばれる神木が生えています。
はとのす荘
16:40
鳩ノ巣駅着。今回は奥多摩駅の二つ隣の鳩ノ巣駅にある「はとのす荘」に泊まりました。2015年5月にリユーアルオープンし、全部屋から鳩ノ巣渓谷を見下ろせるという贅沢な宿。
夕食
夕食がものすごく美味しくてびっくり!サーブしてくださる係りの方も一つ一つ丁寧にお料理の説明をしてくださってとても好感が持てました。特に地のお野菜を使っているということで、それらの説明がうれしかったですね。
「ここ、本当に東京だよな…」
部屋に戻り、窓を開けて渓谷の水の音を聞きながら「ここ、本当に東京だよな…」としばし物思いに耽っていました。目に入る色、耳から聞こえる音、鼻をくすぐる匂い、様々なものが、山の近くで育った子供の頃を思い起こさせる。そんな奥多摩町、通勤や買い物といった都市生活に使われる電車の終着駅は、こんなに素敵な場所でした。