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高尾山へ小旅行
高尾山への日帰り旅行で、東京都心の喧騒をしばし忘れる

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山上駅に着き、すぐ近くにある最初の目的地を目指します。歩き始めてすぐ気づいたのですが、1号路と呼ばれるこのメインルートは、山の中にも関わらず舗装整備されていました。筋金入りのハイカーだけでなく、さまざまな人々が高尾山を気軽に訪れることができるのはそのためです。

リフトの山上駅(ケーブルカーなら高尾山駅)から山頂まで1号路を歩いて登ると、所要時間は約50分。比較的緩やかな道のりです。別の見どころを通る未舗装のコースも複数あり、登山コースが網の目のように張り巡らされているのも高尾山の魅力です。

観覧舎屋上から猿の群れを眺める

少し歩くと、高尾山さる園・野草園に到着しました。さる園はぜひ訪れたいと思っていた場所です。ここには70頭ほどの猿が飼育されており、観覧舎の屋上から見学することができます。元気に飛び回ったり群れの仲間と過ごしたりする猿たちを眺め、エサをやることもできました(猿のエサは1箱100円でした)。柵の中にエサを投げ込むと、地面に落ちたとたん、やんちゃな猿たちが器用にさらっていく様子が見られました。

くつろぐ猿たち
猿も水分補給
参道沿いの風景

さる園を楽しんだ後、高尾山の曲がりくねった道をさらに歩きます。そしてようやく高尾山薬王院の境内までやって来ました。

高尾山薬王院の四天王門をくぐる

薬王院は山岳信仰の修験寺で、1000年以上の歴史があります。山岳信仰が仏教や神道の教義と融合した結果、ここでは、上方の大きな朱色の鳥居をはじめ、境内の神社建築などに神道の特徴が見て取れます。それからもう一つ、この寺に関して非常に興味深いのが、境内のあちこちに見られる天狗の存在です。

境内で存在感を示す天狗

天狗は人間に似た伝説上の生き物で、山と森の霊気を具現化していると言われます。天狗は長い鼻が特徴で、鳥のようなくちばしを持つ天狗もいます。これまでいくつものお寺に足を運んできましたが、寺の境内の散策で、これほどたくさんの天狗の姿を見たことはありません。中にはとても恐ろしい形相の天狗もいました! 寺の境内を上まで通り抜けると、あと少しで山頂です。

閑静な境内
薬王院の御本堂
境内の上方へと向かう石段から見下ろす
薬王院の境内上方にある飯縄権現堂
境内の隅で、ひっそりと並ぶ地蔵たち
晴れた日の高尾山頂からの景色

さらに曲がりくねった道を10分ほど進み、ついに高尾山の頂上に到着です!標高599メートルを示す標識が私を迎えてくれました。標識の先に進むと展望台があり、そこからは高尾山を囲む山並みを眺めることができます。ここまで登った人だけが楽しめる絶景です。

晴れた日にはここから富士山も望めます。しかし今日の私はあまり運に恵まれていなかったようで、富士山は雲に覆われていて見えませんでした。それでも山頂からの眺めは感動的です。下山する前にのんびりと景色を眺め、リラックスしました。

頂上にたどり着いた人を迎える、愛らしい地蔵

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