キャンプごはん×自然散策&フィールドワークが楽しい!
秋も深まるこの時季に虫取りなんてできるかな?と思っていたけれど、虫取り網を持ってきたのは大正解。さっそくお父さんが巨大バッタを発見。
ルイ君が慎重に網をかまえて「エイッ!」。バッタの捕獲に見事成功~でも、捕まえたバッタが怖いらしいルイ君は、お母さんの後ろに隠れてしまう。都会の日常ではなかなかお目にかからないから仕方ないよね。生き物とふれ合えるのも、豊かな自然の中に来たご褒美だ。「日帰りで自然を感じる旅行がしたい!」と、スコットランド出身のペイトンさんと妻の美穂さん。虫取りにはまっている息子のルイ君(4歳)を思いっきり遊ばせてあげたいという。
住まいは都心だが、自然を楽しむアウトドア&ナチュラル派。そのため、休日は車でファミキャン&アウトドアに行きたいけれど、遠くに行くほどまでの時間はない……。 そんなペイトンファミリーが選んだのが「青梅」!紅葉×絶景を求めて、都心から車で1時間強でいけるのが魅力だ。家族揃って自然が大好きというペイトンファミリーがデイキャンプ地に決めたのが『青梅』。都心からほど近く、何と言っても東京都内。それでいて自然豊かで紅葉の名所なのだから、もう最高!
子どもが小さいから移動はクルマが楽。しかも都内なら移動に時間を取られず、めいっぱい遊びに時間をかけられるのもうれしい。前から気になっているキャンプ場でごはんを食べて、そのあとにぷちハイキングも楽しんじゃおう。 赤く色づいた大峡谷のパノラマビューを背景に、みんなで思い出の写真もたくさん撮りたい!さあ、プランは決まった。最高の自然を求めて、いざ青梅へ。ペイトンファミリーがまず向かったのは、『NIWA TOKYO OME』。自然豊かな森に囲まれ、大きなウッドデッキの上で過ごせるキャンプ場は、まさに贅沢な庭のような雰囲気だ。
広々とした芝生が視界に広がると、ルイ君は笑顔で元気いっぱいに駆け出していく。「やっぱり来てよかったね!」と、息子の姿を見て微笑む2人。 タープとキッチンの設営を済ませたら、「はやく!」とせがむルイ君とキャンプ場を散策&フィールドワークへ!料理の準備は後回しだ。秋も深まるこの時季に虫取りなんてできるかな?と思っていたけれど、虫取り網を持ってきたのは大正解。さっそくお父さんが巨大バッタを発見。
ルイ君が慎重に網をかまえて「エイッ!」。バッタの捕獲に見事成功~でも、捕まえたバッタが怖いらしいルイ君は、お母さんの後ろに隠れてしまう。都会の日常ではなかなかお目にかからないから仕方ないよね。生き物とふれ合えるのも、豊かな自然の中に来たご褒美だ。そのあともフリスビーで思いっきり遊んだり、キャンプ場内を散策してみたり、存分に楽しんだペイトンファミリー。これだけ動いたんだから、当然お腹はペコペコだ。
今日のお昼ごはんはお父さんが担当。地元食材も使いながら、腕によりをかけた自信作が完成した。ルイ君があんこ大好きとあって、ホットサンドの具はたっぷりあんこ&バターも用意。
「いただきまーす!」。食べ盛りのルイ君は口のまわりにケチャップを付けながらパクパク。澄んだ空気と心地よい日差しの中で食べるごはんはやっぱり最高のひと言。デイキャンプを満喫&しっかり腹ごしらえもしたところで、ちょっと休憩したら、楽しみにしていた紅葉の御岳渓谷へ向かおう!
NIWA TOKYO OME
キャンプ場から車で15分、到着したのは御嶽(みたけ)駅付近の『御岳渓谷』。近隣の駐車場から歩いてほどなく、御岳橋から目の前に広がる絶景がペイトンファミリーを迎えてくれた。多摩川の清流をはさんだ両岸には、モミジやイチョウが競い合うように赤や黄に色づいている。
「紅葉も天気もタイミングばっちりだったね!」「川沿いを歩くのは気持ちよさそう!」と、いざ渓谷入口から紅葉のまっただ中へ!御岳渓谷の紅葉は、例年11月上旬から下旬に見頃を迎える。モミジ、イチョウ、ケヤキとさまざまな紅葉が織りなす景色は、まるで絵の具で描いたような色鮮やかさだ。そんな景色を間近に楽しめる御岳渓谷遊歩道は、御嶽駅を中心に多摩川の両岸に整備されたハイキングコース。小さな子ども連れでも安全に楽しめるのも魅力だ。
御嶽駅と沢井駅のちょうど中間あたりに架かる鵜の瀬橋(うのせばし)は、全長72メートルの人専用の橋。橋の上から眺める絶景パノラマビューは必見だ!
高さにちょっとびっくりドキドキのルイ君に目を向けつつも、360度広がる絶景に歓喜する2人。「これは本当にきれい!」「この秋イチバンの景色が見られたね!」御岳渓谷遊歩道では、紅葉狩りだけでなく、水際までアクセスすることもできる。自然を思いっきり浴びるには、まさに最高のスポットだ。ここはカヌー、カヤック、ラフティングなど、リバースポーツも盛んで、この時期でもたくさんの人が川遊びに興じていた。また、雄大な巨岩も点在しており、中にはボルダリングを楽しむ人も。
子どもと一緒のハイクは、サクッと手軽に~がポイント。「4歳のルイくんでも無理なく飽きることなく“ぷち冒険”を楽しむことができました」(美穂さん)「たった1日なのに、これだけの思い出が作れるなんて最高のワンデイトリップでした!」(ペイトンファミリー)
美味しいキャンプごはんに、楽しいフィールドワーク。絶景の紅葉狩りまで、大満足の青梅アウトドア旅を堪能したペイトンファミリー。日頃の疲れも吹っ飛び、完全リフレッシュできたそう。何より子どもにとって、都会の日常では得られない体験をさせることができたのも大きな収穫だ!帰宅中のクルマでは、ルイくんがぐっすり~。楽しかったみたい。
取材日: 2024年11月23日